サヤつきの印鑑や実印

さや付の印鑑

実印などでとてもいい印材である象牙などを使った場合、その輝きもさることながら朱肉ののりからくる印影の美しさがあります。
使えば使うほどつやが出てくる象牙の印鑑ではありますが、この印影の美しさこそが象牙が印材で最高級とされる部分でもあるわけです。
だからこそ、印面などをかけさせたりしないようにきちんと管理もしていかなければいけませんし、衝撃などを与えないようなケースも必要です。
ケースに関しては、印鑑自体を乾燥させたりしないようにすることもできます。
はんこの管理に関して最も大事なことは、使ったら必ず朱肉をふき取るということです。
朱肉は油ですので、印材を劣化させてしまうわけですから、象牙のはんこといえども使ったらきちんとふき取っておくと、とても長く使って行けるわけです。
こうした印鑑を守るものでキャップつきのものがあります。
サヤなどと言いますが、印面を守るためのものであり、実印などの場合、サヤつきのものもあったりします。
これは基本的に印材の乾燥収縮から起きるものです。
はんこといえども、呼吸をしているのと同じで、湿気があれば膨張し、乾燥すれば収縮します。
無理に取ろうと思うと壊してしまうこともありますので、濡らして軽く絞ったティッシュを印鑑のサヤに巻きつけ、小一時間ほどすると印材が水分を吸い取って外れやすくなります。
これでも印鑑から外れない場合は、朱肉などがこびりついているときなどもありますので、無理してはずして壊す前に印鑑店などに持ち込んではずしてもらうことが大切です。